JB74_ジムニーシエラはタイヤローテーションの季節

この夏あまり稼働率の高くないJB74_ジムニーシエラである。
だけど全く乗ってない訳でもないので少しづつだが確実に距離は伸びる。
ちょうどタイヤローテーションのタイミングだったので新しいフロアジャッキを使ってやってみた。
そんなことを書いてみた

タイヤホイールの脱着には工具が必要

いきなりだがタイヤホイールの脱着には工具が必要だ。
ホイールを脱着する作業の工具は以前紹介しているので参考にしていただきたい。

前回のJB74_ジムニーシエラのタイヤローテーションではフロアジャッキがダメダメで結局車載ジャッキを使用した
今回は新調したフロアジャッキ(メルテックのFA-30)を初めてJB74_ジムニーシエラに使用した。
当たり前だが非常に快適で安心だ。


ジャッキアップしてリジットラックに乗せたJB74_ジムニーシエラの図。フロアジャッキでホーシングのジャッキポイントを上げてリジットジャッキにアームを乗せてある。見れば分かると思うがフロントとリアではアームの高さが異なり、リアのほうが高い。
ジャッキアップしてリジットラックに乗せたJB74_ジムニーシエラの図。フロアジャッキでホーシングのジャッキポイントを上げてリジットジャッキにアームを乗せてある。見れば分かると思うがフロントとリアではアームの高さが異なり、リアのほうが高い。

嫁さんのBRZに使用した際にはスロープに乗せないとジャッキが入らなかったりしたが、JB74_ジムニーシエラに合わせて購入しただけに最高位もバッチリだった。

ローテーションの必要性はあるのか?

そもそもローテーションの必要性はあるのか?という事を考えてみた。
若い頃、山を走り回っていた頃やラリーの練習に明け暮れていた頃はタイヤのローテーションなんて全くしなかった。
なぜかというと、フロントタイヤの方がリアタイヤよりも遥かに早くすり減ってしまう。
そこでフロントタイヤが磨り減ったらフロントタイヤだけ(2本)を交換する。
フロントタイヤを2回くらい交換してもリアタイヤはまだ行ける。
ハッキリ覚えてないが、フロントタイヤ2回交換後にリアタイヤを交換というサイクルという感じだ。
つまりお金がないのでタイヤ代を分散していたという訳だ。
その頃はフロントタイヤは、ほぼ毎月交換していたし、使用するタイヤの銘柄は一定していて常に同じタイヤで同じサイズを使っていた。
今思えばたくさんハードに走っていたものだ。

こんな極端な走り方ではなく普通の走り方だと4本同時に交換するのが普通だろうと思う。
4本を1度に交換するなら、交換時に違う銘柄も試せるし、4本同時に新品になりドライビングの感覚も一新できる。
普通の人はこんな感じだろうと思う。

管理人は現在JB74_ジムニーシエラに乗っているわけだが、スペアタイヤも含めると5本のタイヤがある(同サイズ)。
スペアタイヤも含めて5本を同一銘柄で同一サイズで統一している。
タイヤを総替えするのなら5本同時、だから5本をローテーションする。

乗っているクルマや使用目的によってローテーションを行うかどうか、どういったローテーションを行うか、という事は変わってくると思う。

結局JB74_ジムニーシエラは3,000km毎にタイヤ5本でローテーション

管理人がJB74_ジムニーシエラに求めたのは、ちゃんとしたスペアタイヤを装備する、という事もある。
山に行った時に何かの事情でタイヤ交換をする羽目になった時に同一サイズで同一銘柄で交換したい。
これならタイヤ交換後でも同じパフォーマンスを保つことができる。
こんな感じでJB74_ジムニーシエラについてはローテーションについては5本を均等にすり減らす目的でローテーションを行っている。


今回もこのローテーション方法で位置を変更した。
今回もこのローテーション方法で位置を変更した。

やはりスペアタイヤの装備があるというのは非常に安心して走ることができると思うのだ。

ホンダとスズキの比較

少しお話は脱線するが…。
今回JB74_ジムニーシエラのタイヤローテーションをしていて気がついたことがある。
管理人は前車ではJW5_S660に乗っていた。
JW5_S660は純正ディスクローターの質が悪く、錆がたくさん出ていたし、何よりもディスク面がスジスジになってしまった。
一方JB74_ジムニーシエラではこんなことは無い(ハードなブレーキングはしないが…)。
以前に乗っていたZC31S_スイフトスポーツはハードに山も走ったし、サーキットへ持ち込むことも多かったがローターに関して不満は無かった。
問題無かったというか、逆にすこぶる優秀だった。


ZC31_スイフトスポーツの酷使したフロントブレーキ周り。このローターはインナーハット形式で放熱も良かったしスジスジになることも無かった、かなり優秀だったと思う。
ZC31_スイフトスポーツの酷使したフロントブレーキ周り。このローターはインナーハット形式で放熱も良かったしスジスジになることも無かった、かなり優秀だったと思う。

思うにJW5_S660の場合は、コスト削減のためにローターの材質を下げているのだろう。
加えてベンチレーテッドではないソリッドディスクなので熱が入りやすい。
質が悪いところに、熱が入りやすい構造なので錆が発生し、ブレーキングによりスジスジも入る。
その後ディクセルのプレーンディスクに交換したらこうしたことは無かった。


JW5_S660の純正ディスクローター。なにしろサビが酷い、さらにディスク面に細かい筋が入り精神衛生上良くない。
JW5_S660の純正ディスクローター。なにしろサビが酷い、さらにディスク面に細かい筋が入り精神衛生上良くない。

総じてホンダよりもスズキのほうがブレーキに関してはコストを掛けているのではないだろうか。
ただし比較対象がZC31S_スイフトスポーツ・JW5_S660・JB74_ジムニーシエラという限定された中での感想なのでご了承願いたい。
コストの厳しい現代のクルマ作りは、どこにコストを掛けるか、どこのコストを下げるかで絶妙なことになっていることは想像できる。


JB74_ジムニーシエラの左フロントのブレーキ周り。熱を入れないのできれいなもの、ローターにも錆は殆無い。
JB74_ジムニーシエラの左フロントのブレーキ周り。熱を入れないのできれいなもの、ローターにも錆は殆無い。
JB74_ジムニーシエラの右リアのブレーキ周り。リアもきれいなもの。
JB74_ジムニーシエラの右リアのブレーキ周り。リアもきれいなもの。
今回は車載するジャッキの台座をツーバイフォー材を2枚にした。リアのアームは地上高が高く車載のパンタグラフジャッキでは伸び切ってしまう、その対策に1枚から2枚へ増量し車載してある。
今回は車載するジャッキの台座をツーバイフォー材を2枚にした。リアのアームは地上高が高く車載のパンタグラフジャッキでは伸び切ってしまう、その対策に1枚から2枚へ増量し車載してある。

JB74_ジムニーシエラで次にやりたいこと

管理人の場合、JB74_ジムニーシエラで出かけるのは山奥が多い。
だけどクロカンはやらない、あくまで目的地への到達手段だし、できれば環境破壊も最小限としたい。
具体的には、舗装林道が多いが、未舗装林道も時々走ることになる。

こんな使用状況で管理人がJB74_ジムニーシエラで次にやりたいことは次のようなことだ。
・ブレーキのカチッと感の獲得
 わりとフニャフニャな感触なのでカチッとしたい、ブレーキパッド/フルードの全交換
・オーディオのさらなるブラッシュアップ
 ヘッドユニットの内蔵アンプでどこまで行けるかということでスピーカーをマルチチャネル化したい
・フロントカメラの導入
 林道等の盛り上がった所で直前が見えず難儀するのでフロントカメラはあったほうが良い
・レスキュー装備を揃える
 現在考えているのは、ハンドウィンチ/各種ロープ/脱出プレート/スコップ/のこぎり等々
 ひとつづつ自分で揃えてみたい

ますますJB74_ジムニーシエラにハマる今日このごろである…。

今回はこのへんで
では