ZC6_BRZのホイールをゴリゴリ、あ~ぁ歳やなぁと思う瞬間

先日嫁さんの所要でZC6_BRZに乗って二人で出掛けていた。
その際、路肩に止める必要があったので縁石ギリギリを狙って寄せたつもりが…。
左フロントのタイヤホイールをゴリゴリと盛大にやってしまったのだった。
そんなことを書いてみた。

不得意科目ではなかったのだが…

管理人は若い頃から縁石ギリギリというのは不得意ではない。
どちらかというと得意だったかもしれない。

若い頃は、縁石はもちろん、側溝に対しても1~2cmくらいの精度で寄せることができていたと思う。
駐車する時はもちろん、走っている時でもそうだった。
ラリーのターマック練習なんかではイン側のガードレールにミラーをギリギリに寄せていた。
道路の端っこに落ちている小石を左フロントタイヤの角で踏むというような芸当もできていた。
走りながら狙ったラインに乗せることができていたように思う。
これは自慢しているわけではなくて、それが今できなくなっているという事だ。


元々ZC6_BRZのホイールはゴリゴリやりまくっているのでいまさら感があるが、今回は盛大にゴリゴリ。ちょうどこの図では路面に接地している部分がタイヤホイールともスリスリゴリゴリになってしまった。久しぶりだったので少し悲しい。

管理人の場合、少し前から駐車スペースに真っ直ぐ入らなかったり、狙ったラインが道路の端に寄り過ぎていたり気にはなっていた。
明らかにこれは加齢による感覚の鈍化なのだろう。
加えて管理人は平日クルマに乗らないので練習不足ということもあり以前の感覚が維持できていない。
かなり悲しい実態ではある。

得意だったことができなくなる加齢という逃れられない状況

実は、管理人の場合できなくなっていることがまだある。
それは階段を降りる際の足の回転がスムーズではなくなっていることだ。
かつて管理人はダウンヒルは大の得意で大好きだった(クルマも自転車も階段降りるのも!)。


マウンテンバイクでもダウンヒルが好きだった。

これも加齢から来る運動機能の低下なのだろう。
できる!できる!!と思い込む精神と肉体の乖離に苦笑いする今日このごろだ。
自分のことだが、我ながらこのギャップがかなり面白い。

当ブログを読んでいただいているいる読者の方はたぶん管理人より若い方が多いと思う。
だけど様々な能力が年とともに低下するのは誰でも避けれない。
感性や感覚というのは毎日毎日少しづつ変わっていっているので自分では気が付かないこともあるだろう。
ある日突然、あれっ?、と思うこともあるかもしれない。

自分にとってはちょっと受け入れがたいことなのだが、冷静に自分を振り返り分析するのもたまには必要だし、アジャストさせることが必要だ。

JB74_ジムニーシエラではこんなことは無いと思っているが

管理人がJB74_ジムニーシエラに乗っている時はこんなことは無い。
きっと狭い林道を走るのに左側路肩をしっかりチェックする癖が付いているからだろうと自己分析している。

加えて物理的にZC6_BRZとJB74_ジムニーシエラでは車幅が違うことも影響している。
さらにJB74_ジムニーシエラには大きなミラーが付いているし、補助ミラーもあって左下が見えるようになっている。

若い頃ならミラーに頼らなくても感覚で左側がどれくらい寄っているのか分かっていた。
今はどうか?と言われると、必ずミラーで確認をしているのだった。
明らかに感覚は鈍化しているのだと思う。

思うに人間に感覚って大したものだと感心することも多い。
職人技ってミクロン単位で違いが分かったりする。
一方、その日の気分や体調によって受ける感覚というのはかなり変化する。
それを鍛錬を積んで自分で補正しアジャストできる人がオリンピック等で活躍できるのだろう。
心技体とは良く言ったものだと今更ながら感心したりしている。

クルマのドライビングも心技体が必要なのだ

武道ではないがクルマのドライビングも感覚的なこと、体力的なこと、そして心理的なことが必要だと思う。
そう言えばラリー現役の頃、今日は調子が良い、と思う時は危険だと思うことにしていた。
一言で言えば、こういう時って調子に乗ってしまい普段よりもオーバースピードになることが多かった。

何においてもそうだが、焦ってたり急いでたりすると冷静な判断ができない時がある。
調子良いとか、気持ち良いとか、特別な感情を持つとそれが裏目に出ることが多かったような気がする。
そういう時にタイムを計測してみても、あまり良くなかったことを思い出す。

でも自分を奮い立たせるために感情の高ぶりも必要だ。
そうでないと集中力を切らせてしまい、これはこれで危ない目に合う。

人間ってなかなか難しい、この年になってもそれが体得できていない。
まだまだ精進が必要なようだ。

やっぱり薄べったいタイヤホイールは嫌だ

ZC6_BRZでは縁石に擦ってしまったタイヤホイールだが、たぶんJB74_ジムニーシエラだとタイヤの側面を摺るだけでホイールまではゴリゴリやらない。
ひとえにこれはタイヤが分厚いということに尽きる。
管理人はホイールは実用品で傷が入るというのは当たり前だと思っているが、縁石に擦ってゴリゴリになるのは気分の良いものではない。
その点、四駆ではタイヤハイトがあり、タイヤに対して細いリムを組み合わせるパターンなのでホイールまでダメージが及ぶことは少ないだろう。
その証拠にJB74_ジムニーシエラのホイールは綺麗なままだ。


JB74_ジムニーシエラのタイヤは185の幅に対して85の扁平率。十分に分厚くって縁石に擦ってもタイヤはスジスジになるがホイールまではダメージが及ばないのが良いところ。雪道を走ってきちゃない図。

こういうこともあるので普段からタイヤハイトの小さな(扁平率の小さい)タイヤは好きではない。
見てくれだが薄べったいほうがカッコ良いという見方がある一方、F1なんてかなり分厚いタイヤを履いている。
レースシーンよりも町中を走っているクルマのほうがペッタンコのタイヤを履いているのではないだろうか。
さらに交換時には薄べったいタイヤは分厚いタイヤよりもかなり割高になるという事もある。
トータルで見ると同じ外径とすると、17インチのタイヤホイールセットよりも16インチのタイヤホイールセットのほうが軽量に仕上がるということもある。
やはりホイールが大きいと重くなってしまう。
こんな事でZC6_BRZにも、もう少し分厚いタイヤを履かせたいと思っている。

普段からの練習が必要だ

今回、管理人が痛感したのは練習不足ということだ。
加齢による感覚の鈍化は避けようがないのは事実、これを補うものとして練習あるのみと思う。
週末のみにクルマに乗るのだが、様々な事情で全くクルマに乗らない1週間もある。
そうした時には2週間全くクルマに乗ってないという事になってしまう。

2週間の間隔でクルマに乗ると以前の感覚が取り戻せないのは当然だろう。
さらに感覚は鈍っていくことになる、これではいけない。
これを避けるたために、出かける予定のない週末は比較的近場をクルマで走ることにしている。

管理人の住んでいる兵庫県の東の端っこでも探せば林道はたくさんある。
未舗装はさすがに少ないが舗装林道は結構あるものだ。
地図を眺めながら明日はこのあたりに探索に出掛けてみようと計画を練る。
この週末もひとりで楽しんできた。
遠くに出かけれない時でもこうした時間も楽しいものだ。


近場で見つけた舗装林道へ週末に行ってみた。なかなか良い雰囲気。

今回はこのへんで
では