LINEやらUberでタクシーを呼ぶ時代、新しいビジネスモデル

以前からタクシーの呼出には興味があって様々なシステムに首を突っ込んできた。

イロイロあるタクシー呼び出し

今考えてみれば様々な方法があったのだ。
携帯電話を配布して配車センターにしか掛からないように設定し、単純に音声通話でを呼び出す方法から始まり。ケータイのWeb画面で呼び出す方法や最近のアプリを利用した方法まで様々な方法がある。
海外ではUberのようなサービスが出現し、白タク方式で料金が安くサービスの質が良いということで受けているようだ。ただし日本では許可されないので実現は難しい。
このUberは2つの側面を持つと思っている。

  1. 白タク方式でサービスを提供する側と提供される側の双方にメリットが出るような仕組み自体を提供している事。
  2. タクシー料金の決済代行システムとなっている事だ。

ただ白タクという所が既存のタクシー業者との軋轢を生んでいるのも事実だ。

単にタクシー呼び出しだけでは無いのだ

管理人TomTom的としては、この決済代行という部分が気になっている。
というのは例えばUberはこの決済金額から一定割合を自分達の収益としているのだ。
つまりこの部分だけを見ればカード決済会社と同じ働きをしているということだ。
こうした仕組みを応用できるモノは世間にゴマンとあるはずだ。

LINEでタクシーが呼べるようになった、加えて決済もLINEを通じて行う所がミソだ、決済代行という形が組み合わされてこれからこの分野は広がっていくと思う
LINEでタクシーが呼べるようになった、加えて決済もLINEを通じて行う所がミソだ、決済代行という形が組み合わされてこれからこの分野は広がっていくと思う

 

今回発表があったのは皆さんご存知のLINEを使用してタクシーを呼んで決済までしてしまおうという内容。
もちろん日本では白タクを運用することはできないから既存のタクシー会社のシステムと接続して配車を行う。
それにLINEの決済システムを通じて乗車料金も処理してしまおうという内容なのだ。

古くて新しいビジネスモデル

考えてみればこのサービスは既存のサービスをいくつか組み合わせたモノなのだが、これを運用するプラットフォームが無かっただけだ。
個人のクレジット情報を登録済のAppleやGoogleがこれをやっても、ちっともおかしくない。そういう意味ではこうしたITにかかわるプラットフォームサービスは早い者勝ちという印象だ。
ただしユーザーから見て信用度というかブランド力が問われるところだとは思う。
いやはやLINEでタクシーを呼ぶ時代となったのだなぁと感慨深い。

今回はこのへんで
では