管理人は寒くなると出掛けるのが億劫になることが多かった(ある意味コロナの後遺症みたいなもん)。
だけどJB74_ジムニーシエラに乗り出してからは寒くなっても出掛けるようにしている。
寒い時期は寒い時期なりの良いところがある。
そんなことを書いてみた。
2024年の年末はバタバタ
例年いつものことだが2024年も年末ギリギリまでバタバタだった。
それは仕事のことだったりプライベートだったりイロイロだがなんせ忙しかったような印象だ。
年食ったから少しは暇になるだろうと思っていたが全く逆ではないかと思ったりした。
それでも年末に時間を作って伊勢へ行ってきた。
管理人はココ10年ほどだろうか年末に伊勢に行くようにしている。
その目的は伊勢神宮にお参りすること(年末にお礼参りという感じで新しいお札もいただく)。
それに伊勢のしめ縄をいただいて帰る、伊勢のしめ縄は関西のとは違ってなんだか良い感じなのだ。
最後に嫁さんのリクエストで伊勢茶や赤福餅を買って帰る。
いつも朝イチに伊勢へ行って参拝と買い物を済ませるとまだ10時という時間帯。
そこから帰りがてら気になる場所を経由しながら帰ってくるのが恒例となっている。
今回は帰りに琵琶湖大橋を渡るということだけ決めて伊勢からの復路を走った。
途中で何箇所か寄り道をしていたら琵琶湖大橋を渡る前に道草が過ぎて日没を迎えてしまった…。
そこで夕日がきれいだったのでJB74_ジムニーシエラを写真におさめてみた(我ながら良い感じだ)。
年末にJB74_ジムニーシエラに思う
管理人のようなツーリングマシンとしてJB74_ジムニーシエラを使うにはイロイロと不満がある。
第一に燃費の悪さからくる航続距離の短さだ(おおむね400Km前後くらい)。
これを解決するには燃費を良くするか、ガソリンタンク容量を増やすしか無い。
JB74_ジムニーシエラは構造上これ以上の燃費は望めそうにない(管理人の場合は13~14Km/Lくらい)ので個人的にはタンク容量を増やしたい。
調べてみるとオーストラリアではサードパーティーから拡大されたガソリンタンクが発売されている。
価格は少々高いが80L入るそうな、これなら航続距離が単純に2倍になる。
日本では保安基準等々があって導入は難しいだろうがなんとかしたいところだ。
最近では地方部のガソリンスタンドも減っているので航続距離はクルマの性能だと思っている。
日本ではガソリンタンクの交換は無理だろうから現実的には携行缶での対応になるだろう。
もう一つ改善したいことがある、それはJB74_ジムニーシエラの乗り心地だ。
スプリングとダンパーのみを交換して車高が20mmアップとしている。
基本的には管理人が目指していた方向性でありこれで満足なのだが気になる問題がある。
それは横Gが掛かって路面が荒れているときにコーナリング途中でトラクションコントロールが介入すること、サスペンション自体の横剛性が無いという感じだろうか。
剛性がないために、たぶん内輪が浮いてしまい接地しなくなりトラクションコントロールが介入するのではないかと想像している。
これを解決する方法がないだろうかと日夜考えていた。
イロイロ調べているとラテラルロッドのボディ側ブラケットに溶接して強度を上げるというパーツの評判が非常に良いようだ。


管理人にとっては溶接が必要な補強パーツってラリー車に乗っていた30数年前ではごく普通だった。
TE71やKP61のボディやホーシング、サスペンションアーム等々に様々な形状の補強パーツを溶接で取り付けていたものだ。
こうしたパーツで補強すると目に見えて剛性が上がったことを体感できる。
一方、ある部分の剛性を上げるとどこか別の弱い部分にストレスが掛かり壊れたりすることもある。
要するに自分の走り方に合った各部のバランスなのだ、ここが難しいところだと思う。
自分の走るスタイルとボディ各部のバランスの取れた補強がマッチすれば大変気持ちよく走れるクルマが作れるかもしれない。
年初にJB74_ジムニーシエラの今後の方向性を考える
前述したようにガソリンタンクの拡張のお話はどうしようもないとして携行缶での対応かな?、と思っている。
航続距離を伸ばすために燃費も良くしたい、遠出した時にはできるだけ燃費の良い運転を心がける。
時々ジムニーなんて燃費を云々するクルマではないということを見る。
しかし燃費が良いにこしたことはないのだ、結果的に航続距離も伸びる。
ガソリンタンクを拡張できないのだからさらに燃費を上げる方法を模索してみようと思っている。
それでも足りないなら携行缶を考えてみようと思う。
もう一つのサスペンションの剛性アップだが、溶接による補強をしてみたい。
これも前述したようにボディー自体に溶接で補強を入れるとバランスが崩れることもあるがトライしてみたい。


思い返してみるとラリーにハマっていた若い頃にTE71/KP61/EP71に対して溶接によるボディ補強を行っていた。
TE71は補強が凄すぎで管理人の腕では操れなかった。
KP61はかなりの補強が入っていたがそれでもボディが持たずあちこちにクラックが入った、元々ボディが柔かったような印象だ。
EP71は溶接によるスポット増しを入れたのだが管理人にとってはこのクルマが一番合っていた印象がある。
コントロールしやすかったし、ボディのどこかが壊れるという事もなかった。
怖いなぁと思うのは補強が過ぎて他の部分にストレスが掛かってしまうことだ。
自分の走り方とその補強がバランスが取れているのかどうかということ。
ただこれだけはやってみないと分からない…。
現在、管理人のJB74_ジムニーシエラの足回りにはある程度満足している。
たぶん使い方には合っているのだろうと思っている、だがあと少し足りない部分をカバーしたい。
本来のサスペンションの動きを引き出せるような土台を作るといった感じだろうか。
年末年始で考えてみてこれが最良の選択ではないかと思っている。
さらに贅沢を言えば20mmアップに対する補正を入れてみたい、これには管理人の場合はアームの交換しかない。
偏心ブッシュでの対応はあまりやりたくないと思っている。
ただし20mmアップに対するアームって販売されていないのが現実なので現在のところ選択肢はない状態だ。
それならいっそのこと車高をノーマルに戻そうかなんてことも考え始めている。
正しくサスペンションがキチンと動けば自ずと乗り心地も良くなるだろうと思う(楽観すぎ?)。
快適に自分の思う通りの動きを実現したいものだ。
たぶん4年目の1年点検の時にラテラルロッド取付部の補強をするだろう(その気になっている)。
この年で自分のクルマに溶接による補強を入れようなんて思うことがあるなんて想像できなかった。
逆に言えば、そういった余地を残したJB74_ジムニーシエラはなんと楽しいクルマではないか!と思った。
まだ時間があるのでもう少し考えてみたい。
今日はこのへんで
では