ホンダ 新型「ヴェゼル」に試乗してみたら

    2017/01/24

個人的にはかなりぐっと来るサイズのホンダ新型「ヴェゼル」なのだ。
こういったクロスオーバーのジャンルではスバルのXVと共に気になる車で、双方ともハイブリッドをラインアップするところが好敵手となっていると思う。
そこで実物を確かめるため近所のホンダディーラーさんへ出掛けてきた。

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ヴェゼルとXVと比較してみる

ホンダ 新型「ヴェゼル」とスバル「XV」とのサイズと価格の比較を簡単にしてみよう。

ホンダ 新型「ヴェゼル」ハイブリッドX/4WD/2,560,000円

サイズ:全長4,295mm×全幅1,770mm×全高1,605mm
重量:1,370kg

スバルXVハイブリッド2.0i-L EyeSight/2,782,500円

サイズ:全長4,450mm×全幅1,780mm×全高1,550mm
重量:1,390kg

単純にXVのほうが少し長く幅広く高さ低く、価格は少々お高いという比較結果である。

ヴェゼルの第一印象

まず第一印象だが、外観は事前に見ていたサイズの通りフィットがベースとは思えないほど存在感があり横幅の大きさが目立つ。
これは逆に言うと安定感のあるバランスの取れたディメンジョンとなっている。
フロントマスクはどこかで見たような感じなのだが、フィットとよく似た作りになっている。
全体的には良くまとまっていてスタイリッシュな外観だ。

試乗したグレードはFFのハイブリッドXという16インチタイヤホイールを履いた中間的なグレードだ。
室内に目を向けてみるとインパネの質感も十分高くてチープ感は全く無い。
感心したのはシートの出来で、従来のホンダのシートとは少し異なる固さとサイズではないだろうか。
腰を支える感覚がしっかりあり、座面の前後の長さも十分あるので全く違和感がないシートだった。
前席を自分のポジションに合わせて後席に乗り込んでみたが足元は余裕の広さだった。
センタータンクレイアウトが効いているのだろう、荷室部分の奥行きも十分ありボディーの長さからは想像できないほどパッケージは秀悦だ。
また全幅が1,770mmもあることから左右のサイズ的な余裕も全く問題ないレベルだ。

また心配していたのは後席のヘッドルームなのだが、ウィンドウグラフィックが後部へ行くに従って落ちていくデザインのため天井が低くなっているように見える。
だが実際にはウィンドウだけが下がっていて実際にボディーの天井が極端に下がっている訳ではない。
デザイン効果でそう見えているだけなのだ、これは見てくれのデザイン面を重視した結果だろう。
実際に後席に座ってみるとヘッドクリアランスは全く問題ないレベル、そして前席より後席のほうがヒップポイントが高いので前方への見晴らしが意外と効く。
これは想像していたよりも後席が快適に過ごせそうな感じである。

後席の足元も広いのに荷室の奥行きもきちんと取れていてびっくりした。
実際の車体の長さから想像するよりも、実際の前後方向の広々感はかなり大きく感じた。

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走り出してからのヴェゼルの印象

さて実際に走り出してみよう。
パーキングブレーキは電気式となっており非常に便利だ。
停止してパーキングブレーキをかける時のみスイッチを操作することが必要だが、その他は全く触らないでも良いので合理的だ(発進時に自動的に解除される)。

ステアリングについては多少軽めの設定だがしっとりしていて意外と落ち着いた印象だ、これなら及第点だろう。
ステアリングホイールも操作しやすい直径で大きすぎず太すぎずちょうど良い。

次にアクセルはエコ運転させるために反力を人為的に作り出すアクセルペダルとなっているが、大人しく走っている限り変な感触も無く違和感は感じなかった。
もっと踏み込んでみると動作するのかもしれない。

ブレーキに関しては可もなく不可もなくといったところ。
もう少し剛性感が欲しいのと操作に対してそれほどリニアでは無いところが少し気になった。

話題のダブルクラッチであるミッションの感触は大人しく走っただけだが変速ショックも無くスムーズだ、ダブルクラッチであることは発進の際も意識することは無い。
残念ながらステアリングに付いたパドルシフトは使い機会が無かった。

インパネはフラットは操作部でスマートフォンのようなインターフェースを持つ。
これでは全くブラインドタッチができないし、必ず視線を落とさないとエアコン等の操作ができない。
車の中までスマートフォンのインターフェースを持ち込む必要はないのだ。

最後に乗り心地だが、16インチタイヤ装着モデルにもかかわらずハッキリ言ってかなり固い印象だった。
試乗車の個体がまだ下ろしたての新車だったこともあるだろうが、2名乗車だと特にリアからの突き上げが結構ある。
たぶん走りの性能をかなり意識したセッティングになっているのだろうが、ほとんどがファミリーでの利用となると思うのでもう少し考えたほうが良いのではないだろうか。

ヴェゼルの各部画像

ここで各部の画像を見てみよう
ホンダ新型「ヴェゼル」のメーターパネル画像
↑ ホンダ新型「ヴェゼル」のメーターパネル画像、一見シンプルで見易そうな印象だが必要な情報を呼び出さないと情報が不足する、もっと分かり易いほうが良いのではないだろうか、試乗している時に気になったのだがシステムの稼働状況は常時どこかに表示させるべきだ、やはりユーザーにとってハイブリッドシステムはブラックボックスであると思うのだ、画像はネット上から拝借

ホンダ新型「ヴェゼル」のセンターコンソール画像
↑ ホンダ新型「ヴェゼル」のセンターコンソール画像、エアコンの操作部はフラットパネルとなっており見ながら操作するしか方法は無い、しかも位置が低いので最悪の操作性だ、やはりブラインドタッチができるうにしないと危険だと思う、こういったマンマシンインターフェースへのメーカーのポリシーが無いのは残念なことだ、画像はネット上から拝借

ホンダ新型「ヴェゼル」のセンターコンソール部の物入れの画像
↑ ホンダ新型「ヴェゼル」のセンターコンソール部の物入れの画像、プリウスと同じくシフトレバーが電子式になったおかげでこうしたデッドスペースが有効利用できるようになった、ここはプリウスのパクリなのでもっとオリジナリティーを発揮してほしかった、コマンダーで良ければこの位置(センターコンソール上)にシフトレバーが無くても良いのではないだろうか、画像はネット上から拝借

ホンダ新型「ヴェゼル」の肘かけ部分の物入れ画像
↑ ホンダ新型「ヴェゼル」の肘かけ部分の物入れ画像、ここには面白い工夫がされている、飛び出ている仕切りを出したり引っ込めたりして置ける缶の大きさと位置が決まる、底も深くしたり浅くしたりできるようだ、こうした細かい部分は面白い工夫が沢山ありそう、画像はネット上から拝借

ホンダ新型「ヴェゼル」のトランク画像
↑ ホンダ新型「ヴェゼル」のトランク画像、ボディーの絶対的な長さからは想像できない荷室の奥行き、これだけあれば日常の生活には十分だと思う、こういったパッケージングはかなり煮詰められていると思うし細かいところの満足度は非常に高いと思う、画像はネット上から拝借

ホンダ新型「ヴェゼル」のトランク床下の収納画像
↑ ホンダ新型「ヴェゼル」のトランク床下の収納画像、トランクの下には物入れがある、しかし奥側は電池が収まっているので物入れとして使用できるのはここまで、当然スペアタイヤも搭載されない、クロスオーバーと言う性格上スペアタイヤもあったほうが安心だが街中で利用するだけなら不要かも、実用性はかなり高そう、画像はネット上から拝借

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ヴェゼルは売れると思う

試乗したのとディーラーさんでのお話で感じたことだが、ホンダ新型「ヴェゼル」はFFかつハイブリッドを販売の主体とする戦略なのだ。
これは私の個人的な考えだが、クロスオーバーは4WDでないとアカンと思うのである。

それから言うとこの新型「ヴェゼル」は、なんちゃってクロスオーバーなのだ。
あえて言えばライトクロスオーバーとでも言うべきだろうか。
それはガソリン車のラインアップにもはっきりと表れている、ガソリン車の3種あるグレードで4WDが用意されるグレードは1種のみなのだ。
ハイブリッドも一番装備が充実したハイブリッドZには4WDは用意されない。
メーカーが考える新型「ヴェゼル」はこういった車なのである。
個人的にはこのコンセプトにがっかりしたのだが、車自体の出来は良いので結構売れると思った。

今日はこのへんで
では

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