S660の電装は手強かった インパネ分解にこれまでになく苦労する

    2017/01/18

ついに管理人の元に待望のS660がやってきた。
万端の準備でS660を迎えるという気合の入った記事を書いたが現実は厳しかったのだ
そして納車前日と当日は下げ下げの盛り上がらない気分でS660を迎えたのだった
というのは今回は納車になってから自分で取り付けるモノが非常に多いというのが心配の種だった。
それでも納車して2時間後にはS660をガレージでバラバラにしていたのだった。

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ディーラーから自宅まで約10kmのS660第一印象:小さい 狭い うるさい 暑い 乗り心地悪い

こう書くとなんだかボロカスだが正直なところこうした印象だった。
多少うるさいとか暑いとかは我慢できるが乗り心地が悪いのには閉口した。
最初は空気圧が倍ほど充填されているのではないかと思ったくらいだ。
だがチェックすると適正空気圧だった。

タイヤがネオバなだけに固いのは理解できるが前後に細かくピッチングして細かくボディーが動くのだ。
これを繰り返すとかなり体にダメージが来るのは容易に想像できる。
こいつはかなりの体育会系なのだと覚悟しなければなるまい。

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バッテリーはどこだ?

今回はナビ(バックカメラ付)、ドラレコ、レーダー探知機、ETC、ノーマルシートポジション下げの作業を予定している。
各機器の取付け自体はそれほど難関では無いが作業のポイントは電源取りなのだ。
管理人TomTomの構想ではシガーライターへの給電から今回取り付ける全ての機器への電源供給をまかなおうと考えている。
それにはシガーライターへのアクセスとそこからの分岐がキモだ。

まずは電装をいじるのでバッテリーのマイナス端子を外す。
これはこの種の作業の基本中の基本だ。
S660のバッテリーは最初あれこれ探し回ったが見つからず、フロントフード内のケースを外したらやっとバッテリーを見つけた。

S660のバッテリーはフロントフード内のボックス奥に隠れている

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シートを外して作業しやすくする、ついでにアダプターを取り付け

S660のシートの取付けボルトへのアクセスは比較的楽な部類だ。
前後のボルトとナットを取り去り、シート裏のエアバッグのコネクターを外せば完了。
シート自体は比較的軽い部類でオープンにしておけば簡単に車外へ取り出せる。

シートを取り外した後のS660のフロア

今回の純正シートポジション下げに使用するのは アデレイド プランニング シートレールステー というものだ。
原理は画像を見てもらえれば一目瞭然だが、ノーマルのシートレールにある別体の足をハイトの低いものに交換する。
この商品はなかなか良心的で作業に必要な工具が付属するし簡単な構造だが製品自体の作りも申し分ない。
さらに心配されたスライド量もプラスティックのストッパーを取り去れば結果的には制限される事無くノーマル同様だ。
まずはシートポジションを下げてみようという人にはお勧めだ。

アデレイド プランニング シートレールステーS660用

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電装品を弄るなら用意しておきたい工具

電装品を弄るなら揃えておくべき工具がいくつかある。

これは以前まとめたのでこちらを参考にして欲しい。

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取付場所はイロイロ考えたがノーマルと同じくグローブボックスの中に取り付けることにした。

グローブボックス自体は普通の車と同じくフタを取り去るとボルトが何本かあるので外すとボックス本体が外れる。
今回はこのボックス自体に穴をあけてETC本体のお尻を向こう側へ出すという加工が必要だ。
通常の車なら配線が通るだけの穴を開ければ済むのだがS660は純正の取付位置の奥行きが無くこうした形となる。

S660のグローブボックスに穴をあけてETC本体を取り付け

見える側は上記の通りだが、裏側は下の画像の通り見えない所なので手抜きして削ったままでガリガリだ。

S660のグローブボックスに穴をあけてETC本体を取り付けの裏側

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S660のフロントウィンドウ上部の内装には注意、プラスティックが薄くて破損しちゃう

ドラレコ、ETCのアンテナ、それになナビのVICSアンテナをっとりつける必要があるのでピラー部とフロントウィンドウ上部の内装を取り外す。
ピラー部は簡単で引っ張るだけ。
ウィンドウ上部のバイザーが付いているパーツも基本は引っ張るだけだがプラスティックがビックリするほど薄い。
軽量化のためだろうか?
今回はいくつかあるクリップが根っこから折れてしまいガックリきてしまった。

下の画像は折れたクリップ台座がボディー側に残っている図。
この台座部分のプラスティックの厚みがビックリするほど薄い。

S660フロントウィンドウ上部のカバーのクリップが破損

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内装は順調に分解中

S660の内装はそれほど複雑なモノはセンターのコンソール部分だけでその他の部分は簡単な部類だ。
どんどん外していくと運転席のアクセス横のキックパネルを外すと面白いものを見つけた。
それは集中アースで、こうしていくつかのアース端子が集まっている箇所だ。
これだけまとまっているのはあまり見たことが無いので面白い。

S660運転席キックパネル内の集中アースポイント

続いてセンターコンソール部分(サイドブレーキの辺り)を外していく。
ここはインパネ(オーディオがあるところ)を先に外さないといけない。
インパネは基本引っ張るだけでパネルは取り外せるが内部は一筋縄ではいかない。

サイドブレーキ部分は何本かのボルトを外すと簡単に分解できる。
この部分のミソはシフトレバー、ブーツを裏返してタイラップで止まっているブーツを外してからシフトレバーを回し取り去り必要がある。

S660のインパネとセンターコンソールが外れた状態

最大の難関シガーライター部分へのアクセス

今回のミソはこのシガーライター部分の分解に尽きる。
ここは全ての配線が通過する場所であり電源取りにも必要な個所なのだ。
この部分の分解が非常に難しく分かりにくかった。
ここだけで半日ほど掛かってしまったのは秘密。

下の画像はやっと引き出せたシガーライター部。
ここまでアクセスできると作業は終わったようなものだ(大げさ)。

S660のシガーライター部分

S660は少々インパネの奥の方が特殊だ。
インパネ自体もDINサイズのユニットの設定が無いのを見ても分かるように特殊な形状なのだ。
それに小さなところにイロイロ詰め込んだという印象で精緻なパズルのような感じになっている。
パッと見ただけではその取付け構造が分からず時間が掛かってしまった。

シガーライターにアクセスできたのでここから各機器への電源を分岐する事にする。
ちなみに管理人TomTomはエレクトロタップ(ワンタッチのもの)は極力使わない。
後で接触不良になる事があるからだ。
こういった理由でギボシを多用する(それにギボシが大好きだ)。

まずシガーライターの電源線を切断してギボシ化する。
そこに自作の分岐ギボシ配線を追加して並列に電源を取り出すという作戦だ。

下は思った通りの電源が来ているかどうかをテスターを使って確認する図。

S660のシガーライター配線をテスターでチェックする

シガーライター側のコネクターもギボシ化する。

S660のシガーライターコネクターのギボシ化

元々車両側から来ている電源線もギボシ化する。

S660のシガーライター配線のギボシ化

今回はシガーライターへ来ている車両側電源を5分割している。
5分割のうち、1:ナビ、2:ドラレコ、3:バックカメラ、4:ETCを使用している。
分割用の配線もギボシで作成した(ギボシが大好きだ)。

S660のシガーライター配線からの分岐ハーネスを自作

バックカメラは超お手軽設置

S660の場合バックカメラは必須アイテムだろうと思う。
走っている時はまだ良いが停車から後退するような場合に小さい車とは言え後ろの死角が多すぎる。

今回のS660へのバックカメラの取付けは比較的簡単だった。
問題は2つでバックカメラ本体の取り付け位置と室内への配線ルートだ。

今回シート後ろのエンジンとの境目のバルクヘッドを分解していて気が付いた事がある。
エンジンとの境目には室内側に関しては遮音材も熱対策も行われていない。
どうりでうるさいし暑いはずだ。

S660のエンジンと室内との境目は遮熱防音がなされていない

バックカメラの設置位置だが純正はナンバープレートの左横にスペースがある。
なんだかココに取り付けるのは面白くない。
そこで面白い試みをやってみた。
それはリアのホンダマークの下にスリットが切ってある、そこにはさみ込んでみた。
具体的に言うとスリットにカメラを両面テープもろとも強引に差し込んでいるだけだ。
思った画角が取れていないが(上に向き過ぎ)後方確認はできるので良しとしよう。

S660のバックカメラの設置場所

バックカメラの室内への配線ルートは比較的楽だ。
進行方向へ向かってエンジンの左側を通して助手席後ろにめくらブタがあるのでココから引き込める。
もちろん管理人TomTomの好きなスパイラルチューブで配線を保護するのは言うまでもない。
ちなみにエンジンルーム側にも遮熱や防音対策はされていないように見える。

S660のバックカメラ配線のエンジン側引き込み

もちろん室内側もスパイラルチューブで保護する。

S660のバックカメラ配線の室内への引き込み

レーダー探知機の取付位置に悩む

今回最後に悩んだのがレーダー探知機の設置場所なのだ。
先人の例を拝見するとメーター右側の吹き出し口付近に設置する事が多いようだ。
管理人TomTomも最初はその場所で予定していたのだった。
だが実際にフィッティングしてみるとどうにも上手く収まらないし両面テープ貼り付け面積も確保できない。

さらにナビについても今回は吸盤マウントで設置するが吸盤貼り付け場所が確保できない(平面がない)。
いろいろ考えた挙句にレーダー探知機をインパネ中央へ、ナビをその左側へ設置する事にした。
管理人TomTom的には2つもディスプレーが並ぶのはイマイチだがどうにもこうにもならないのでしょうがない。
正確にはドラレコのディスプレーもあるがバックミラーに隠れて見えないようにしている。

S660のレーダー探知機とナビの設置完成の図

まぁこの設置方法ならディスプレーが1か所に集中しているので見る側は楽だろう。
それに助手席の人も見れるし操作もできるので良しとしよう。

ナビとレーダー探知機への露出配線は予定通り編組スリーブを使用したが直径が太すぎてフィットしていない。
そのうちにもう少し細い編組スリーブを使用してカッコ良くしたいと思う。

S660の露出配線をカバーする編組スリーブ

やり残したことや反省点

今回はナビ(バックカメラ付)、ドラレコ、レーダー探知機、ETC、ノーマルシートポジション下げの取付けを行ったが非常に時間が掛かった。
土曜日の午後から日曜日、そして月曜の朝に少し作業して完成したのだった。
延べで言うと丸2日くらい掛かっている。
その原因はひとえにS660のインパネの奥、シガーライターあたりへのアクセス方法が分からなかったためだ。
ココは何をするのでもミソな場所になる。

加えて配線が集中する場所でもある。
ダッシュ上のナビへの配線はセンターの吹き出しダクト横を少し削って取り出した。
そこまで配線を上げるためにシガーライター奥から引っ張り上げる必要がある。
ミスったのは引っ張り上げるポイントを間違えて最終的にシフトレバー前のトレーがキチンとハマらなくなってしまった。
ここも要修正である。

それにネジがいくつか余ってしまったのも気になるのだった(苦笑)。

S660ナビ取付でネジが余る

ETCのセットアップに300km走る

取り付けただけでは機能しないモノもある。
ETCはセットアップしなければならない。

そこで取付が終わったのでセットアップに行くことにした。
その場所は自宅から片道150kmの知人のお店なのだ。
次回はその際にS660を長距離ドライビングしてみて感じたことを書いてみたい。

今回はこのへんで
では

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