JB74ジムニーシエラで紀伊半島を370km走ってきた なかなか快適だが燃費伸びない

管理人は先週末にJB74ジムニーシエラで初めての日帰り弾丸ツアーを敢行した。
コロナ禍でもあるので立ち寄りは最小限としたが往復で370kmを走った。
今回は高速道路と街中、それに山岳路も含めて様々な道を走ってみたのだった。
そんな事を書いてみた。

JB74ジムニーシエラは時速100kmまでのクルマだと思った

今回、管理人が弾丸ツアーを敢行した際に最初に感じたことは高速道路での空気抵抗の大きさだった…。
JB74ジムニーシエラだから当たり前だが空気抵抗が非常に大きい。
前車がS660だったので余計にそう感じるのだと思う。

今回は阪神高速、南阪奈道路、京奈和自動車道を走ったがJB74ジムニーシエラでは巡航時のパーシャルスロットルができない。
常にアクセルをいくらか踏み込んだ状態にならざる負えない。
この場合の管理人の言うパーシャルスロットルとは俗に言うコースティングのような感じと言ったら分かるだろうか。
これは最初から分かっていたことだが、長距離を走る際に100km前後での速度域では空気抵抗が大きくて燃費が伸びない。

それに高速道路でのステアリングの座りも悪くて頻繁に修正舵を入れないといけない。
これも最初から分かっていたことだ。

こういうこともありJB74ジムニーシエラで気持ちよく走れるのは大目に見ても100kmまで、できれば80kmくらいまでが一番気持ち良いと思った。

JB74ジムニーシエラの成り立ちや機構を考えればこんなもんだろう。
JB74ジムニーシエラはゆっくり走るクルマなのだ。

↓ 復路で立ち寄った天川村あたりの小さな滝、さくらは遅かったがきれいな山でリフレッシュした感じだ

JB74ジムニーシエラは370km走って燃費はクルマの表示で14.7km/Lだった

今回JB74ジムニーシエラにて1日で370km走った際の燃費は14.7km/Lだった。
JB74ジムニーシエラでは高速道路での移動は空気抵抗の大きさもあり燃費は伸びない。
それにしてはまずまずな印象だが、やはりATでは5速目のギアが欲しくなった。

今回の燃費からJB74ジムニーシエラの航続距離はうまく行けば500kmほどと推測される。
ガソリン満タンで500kmの航続距離はまずまずだろう。
できればもう少し伸びてほしい。

今回走ったルートは紀伊半島の真ん中を南北に走ったのでアップダウンもそれなりにある。
標高の一番高い所で約700メートルほどあった。
おまけに天気予報では10%の降水確率だったが、紀伊半島は実際には雨だった。

↓ 今回は朝の5時頃に出て14時30分ころに帰ってきた、走行距離は371.4kmで平均燃費はオンボードによると14.7km/L、もう少し伸びてくれたりうれしい

JB74ジムニーシエラのハンドリングは当初の印象と変わらず

今回は一気に370kmほど走ったがその印象は当初感じたものと変わらない

一つ感じたのはステアリングを回すのが難しいということ。
どういうことかと言うと、ステアリングのチルト調整が難しくってちょうどよいポイントを見つけれないでいる。
つまり管理人のドライビングポジションでメーターが見えるようにチルトを調整するとステアリングが少し高い。
低くするとメーターが隠れてしまい情報量が減ってしまう。

この現在の中途半端なステアリングの高さでドライビングすると、大きく回さなければならないJB74ジムニーシエラでは難儀する。
ステアリング上部が遠いのだ。
そのうちに最適なステアリングの高さを見つけなければならない。
今回気になったのはこのことだけだった。

JB74ジムニーシエラは慣れれば山岳路も問題ないと思う

今回の弾丸ツアーで管理人が心配していたのは狭い山岳路の離合だった。
特に昼間はこうした狭い山岳路で対向車が来ると即座に反応しなければならない(夜間はある程度ライトで検知できる)。
特にステアリングとブレーキのレスポンスが重要だと思っている。
JB74ジムニーシエラのステアリングがダルなのは慣れればなんとかなりそうだ、ブレーキは結構優秀でレスポンスと効きは問題無い。
結果から言うとJB74ジムニーシエラで十分山岳路のドライビングができそうだと思った。
あまりにこうしたレスポンスが悪いと、こうした山岳路の離合の際に恐怖を感じて行きたくなくなる…。
今回も実際に何度か狭い山岳路での離合に遭遇したが、JB74ジムニーシエラで怖いと思ったことは無かった。

↓ 毎年恒例の谷瀬の吊り橋にチャレンジ、今年も渡りきれなかった、どうも阪神大震災後に渡れなくなってそのままの状態が続いている、今年こそ克服しようとしたのだが…

JB74ジムニーシエラはいろんな音が聞こえる

今回は前回とは異なり豪雨ではなかったので、今まで聞こえなかった様々な走行音が聞こえた。
一番顕著だったのは速度に応じてウイーンという音だった、たぶん副変速機の出す音だと思う。
それに加えて管理人が意外だったのは中速域(3,000~4,000回転くらい)の排気音だ、結構野太い音が聞こえる。
車格から言うとなかなか面白い。

風切り音も結構聞こえた、今回は風が強くて横風により車体がブレるということもあったし、その際にボディのアチコチに風があたり音を発していた。
JB74ジムニーシエラは四角い形なので、これはある程度しょうがないだろうと思った。

前回気になったルーフを叩く雨音だが、少しの雨だと問題ないようだ。
今回は小雨が降っていたが気になる音ではなかった。

JB74ジムニーシエラでツーリングして思ったこと

管理人は最初からJB74ジムニーシエラに高速道路でのスムーズさや性能を求めてはいなかった。
それに管理人は高速道路がもともと嫌いだ退屈だからだ。
でも限られた時間を有効に利用するには高速道路も走らなければならない。

今回JB74ジムニーシエラでツーリングしてみて、高速道路は予想通り得意ではない。
速度域も時速100kmまでならそこそこ快適さを保てる。

一方、山岳路を走る際のドライビングフィールはまずまずで普通に走るには問題ないように思える。
もう少しステアリングレスポンスを上げたいとか、トルクが欲しいとか、ATミッションに5速目が欲しいだとか贅沢を言い出すとキリがない。
これでもう少し燃費が伸びればフルタンクの航続距離も伸びて安心だと思う。
なにか燃費を伸ばす秘策は無いものだろうかと思った。

今回はこのへんで
では