2年目の1年点検に合わせてJB74_ジムニーシエラを静かにしてみようと思う

JB74_ジムニーシエラはうるさいクルマだ。
うるさいという表現は人によって異なるとは思うが大衆四駆車としてはこんなもんだろうと思っている。
だけど雨の中走っていると、「ええっ水が車内に入ったんじゃない!?」と感じることがあったのも事実。
そんなことを書いてみた。

早いものでJB74_ジムニーシエラは2周年

なんだかんだ言って時間の経つのは早い特に最近はそう思う、きっと老い先が短くなってきたからだろうと思っている(苦笑)。
管理人はここ3ヶ月ほど親戚関係の所用で大いに忙しかった。

という訳でこの3ヶ月くらい管理人のJB74_ジムニーシエラはそれらしい使い方ができていない。
唯一良かったのは雪が多い今シーズンの冬、嫁さんの通勤に大いに役立ってくれたことだ。
そうこうしているうちに管理人のJB74_ジムニーシエラは丸2年が経過しようとしている。
JB74_ジムニーシエラの調子は良い。


冬仕様の管理人のJB74_ジムニーシエラ。この画像は昨シーズンのもの、福知山にて。
冬仕様の管理人のJB74_ジムニーシエラ。この画像は昨シーズンのもの、福知山にて。

ただ時間が経過するとやってくるのは1年点検、今回は2回目となる。
そこで前々から企画していたJB74_ジムニーシエラを静かにする計画を実行することにした。

雨の日一番気になることと言えば…

管理人がJB74_ジムニーシエラで雨の日に一番気になるのはリアからの雨音だ。
雨音というのは正確ではない、自車で跳ね上げた雨水の音がリアから盛大に聞こえることだ。
これを初めて聞いた時には思わず振り返って「どこかから水が入っている?」とひとり確認したものだ。
まったく今まで乗ったクルマの中で初めての体験だった(苦笑)。
JB74_ジムニーシエラで一般に言われているルーフの雨音については管理人の場合はあまり気にならない。

リアからの雨音(跳ね上げ音)はどこら辺から、と考えるとリアフェンダーしかない。
ある日、いつもお世話になっている町工場に新型のJB74_ジムニーシエラ(3型)がメーカーから届いていた。
あちこちを眺め回してみると面白いことに気がついた。

JB74_ジムニーシエラ3型では対策されている

管理人が購入してから2年の間にJB74_ジムニーシエラは2回マイナーチェンジを行っていて現在は3型に進化している。
管理人のJB74_ジムニーシエラは2021年3月納車の個体で1型となる。

3型のJB74_ジムニーシエラを見てみるとリアフェンダー内に樹脂のフェンダーライナーが装着されているのを発見した。
さらにこれは前から知っていたのだがボンネットのエンジンルーム側にインシュレーターが装備されている。
機構的なことはともかく、音に関しては3型は気を使っているように見える。
ボンネットインシュレーターに関しては1型にもポン付け可能との情報があるのでもちろん注文しておいた。


1型のJB74_ジムニーシエラに装着したボンネットインシュレーター。純正部品は安心できるしポン付けでお手軽だ。
1型のJB74_ジムニーシエラに装着したボンネットインシュレーター。純正部品は安心できるしポン付けでお手軽だ。

問題はリアフェンダーのフェンダーライナーだ。
取り付け方を町工場で調べてもらうと、ステーやボディパネルにボルト&ナットで固定されているようだった。
1型に取り付けようとするとステーが付くかどうか不明、さらにリアフェンダーあたりに穴あけしてボルトを設置する必要がありそうだった。
もし取り付けが可能なら管理人が気にしているリアからの雨音(跳ね上げ音)についてはベストな対策だと思う。

リアフェンダー周りの対策を検討してみた

検討した結果、純正リアフェンダーライナーの取り付けはステーの溶接、ボルト設置のためのボディーへの穴加工等々は諦めた。

じゃぁ対策はどうするのか?
外側のフェンダーライナーは諦めたので何か塗るしか方法が無い。

管理人が最初に目をつけたのがCCIのダイポルギーという制振材。
制振材という世界は実に奥が深い。
ご存知カーオーディオではデッドニングに使用される、工業用にも広い範囲で使われていてかなりの種類のモノが出回っている。
聞いたこともない商品がたくさんある。

CCIと言えば管理人が愛用しているブレーキフルードのメーカーで親近感がある。
ダイポルギーには塗るタイプや貼るタイプもある。
つまり車外側には塗るタイプ、室内側には貼るタイプでサンドイッチすればかなりの効果が期待できそうと思ったわけだ。
ダイポルギーの難点は素人が入手しずらいこと、また施工実績が発見できず、効果や施工がどうなのか全く情報が無かった。

イロイロ考えた末に外側のリアフェンダー内部は厚目のチッピング塗装で対策。
室内側はウレタンフォームを充填するという方式も検討してみたが効果が薄そうだ。
そこで室内側はシート状の制振材を貼ることにした。
ちなみに管理人のJB74_ジムニーシエラにはリアスピーカーは装備していない。


調達したレアルシルト。大きさが300mm×400mm×1.9mmのシートを4枚とした。どう貼れば一番効果的なんだろうか?
調達したレアルシルト。大きさが300mm×400mm×1.9mmのシートを4枚とした。どう貼れば一番効果的なんだろうか?

室内側の制振材は結局実績の多いレアルシルトを選択した。

結局リアフェンダー静音化はこんな感じ

というわけで、イロイロ検討したが管理人のJB74_ジムニーシエラでは次のような方式を取ることにしたのだった。

○車外側
チッピングコートの厚塗りで対応
スプレーを調達。

○室内側
レアルシルトを貼り込み
300mm×400mm×1.9mmのシート4枚調達。

本来は自分でヌリヌリして貼り付ければ良いのだが、今回は町工場とのJB74_ジムニーシエラ1型静音化の共同研究ということで施工はお任せとした。
1年点検とともに1週間ほど預ける予定にしている。
出来上がった時の効果が楽しみだ。

今回はこのへんで
では