JB74ジムニーシエラのスペアタイヤに思う

最近のクルマにはスペアタイヤを積んでいないのが普通になった。
スペアタイヤの代わりにパンク修理剤と電動の空気入れを積んでいることが多い。
管理人はスペアタイヤ欲しい派なのだが皆さんはどうだろうか?
そんなことを書いてみた。

クルマにパンクやバーストはつきもの

管理人は、常々スペアタイヤや最低限必要な工具等の装備は必須と考えている。
それはパンク修理剤で修理できるタイヤのトラブルなら良いが、それができなかった場合の影響を考えてだ。
そこで今までにタイヤのトラブルにはどのようなものがあったのか思い出してみた。

管理人の場合、今までにタイヤのトラブルはラリー競技やサーキット活動をやっていたが意外と少ない。
ラリー競技や練習ではパンクおよびバーストは時々ある、それに古くなったタイヤでは頻度も上がるように思う。
サーキット活動では、タイヤのトラブルはすり減ってしまうこと以外は無かった。

もしこうしたトラブルが起こったら現地でササッとタイヤ交換を行い、帰ってからパンクなりバーストしたタイヤの修理や交換を行う。
その目的は、今やっていることを継続することで、パンクやバーストでそれを中断したくないということだ。
元に管理人は2020年10月にS660に乗っていて阪神高速を走っている時にバーストを経験した

S660でバースト自走不能、大阪の町中でパンク修理剤で対応中2

もちろんS660はスペアタイヤも積んでおらず、パンク修理剤も効かなかったのでレッカー車にお世話になってしまった。
この結果、行こうと思っていた先には行けずその日の計画を断念したのだった。
この時に管理人が思ったのは、パンクやバーストで自分の行動を制限されたくない、ということだった。

この時のトラブルが街中だったのでレスキューを依頼するのも容易にできたし、待っている間に管理人も寒いとかということはなく安全に過ごせた。

ちなみにラリーの本番ではスペアタイヤは1本クルマに積んでいた、サービス担当にお願いしてさらにスペアタイヤを会場まで持ってきてもらっていた。
ラリーの練習ではスペアタイヤを2本積んで出かけていたことが多い。

トラブルは突然に

なんだか歌のタイトルのようになってしまっているが、こうしたトラブルは突然やってくる。
山岳路や林道好きの管理人としては、基本的に携帯電話の電波が届かないということを前提としている。

例えば
・ナビゲーションは通常のナビとスマホナビの両方を使えるようにしている、山奥で携帯電話圏外はよくある。
・クルマのトラブルを修理できるように最低限の工具や装備を積んでいる
・1日持つくらいの食料をクルマに積んでいる。
・山に入る前のガソリンは満タンにしておく。
・悪天候の時に寒くないよう、濡れないように着るものは夏でもハードシェルを積んでいる。
・熊が出そうなところへ行くときは鈴を持っていく。
といったことに気を使うようにしている。

さてスペアタイヤだが前車S660の時には物理的に積めなかったので、こうしたトラブルに非常に気を使っていた。
できればスペアタイヤを積みたかったが、物理的にこれは無理だった。
S660は楽しい車だったがこうしたところが弱点だった。

今回、管理人はJB74ジムニーシエラに乗り換えた訳だが、JB74ジムニーシエラにはスペアタイヤが標準で付いている!
これはたいへん心強いことだ。
というか、スペアタイヤは必須だ、と考えた上での選択でもある。
だから、タイヤホイールを入れ替えた時に、少々費用は掛かるが5本とも同じものを装着した。

管理人のスペアタイヤ考

これまで書いてきたような事情や状況で、管理人はスペアタイヤは必須だと思っている。
だがこれに反して管理人の最近乗ってきたクルマではスペアタイヤを装備しないクルマも多かった。
街中主体であればそれほど問題は無かったと思う。

確かに最近は道路やタイヤが良くなったのでパンクの機会が激減したように思う(調べたわけではない)。
だけど管理人がS660で経験したように街中でも道路上の異物を踏んづけてバーストするという可能性は十分ある。

それが管理人自身のライフスタイルというか趣味趣向が変化したことにより、より行動範囲が山奥へと向かっている。
ということで現在の管理人のスタイルではスペアタイヤは必須という思いを持っている。
目的を達成するため、帰ってくるための保険と考えれば良いのではないだろうか。

スペアタイヤをはじめとした緊急時の装備の必要性は、人により異なると思う、行動範囲や行く先に大きく左右されるだろう。
各人が自分の行動範囲等々を考慮して決めれば良いことだ。

JB74ジムニーシエラ、スペアタイヤとホイール

山奥でのお楽しみ

管理人は、最近JB74ジムニーシエラに乗り換えたわけだが、その目的は山深い目的地に行くこと、そして帰ってくることをサポートしてくれるクルマだということが大きい。
それと引き換えにスピードやコーナリングという楽しみを置いてきたという認識だ(S660にくらべて)。

では、クルマ自体や走ることに楽しみが無くなってしまったのか?ということだが、そうでもないように思う。
JB74ジムニーシエラ自体のコーナリングとか、加速とかということは見るべきものは多くない。
だけど、最近はそんなJB74ジムニーシエラを山岳路でスムーズに走らせることが楽しい。
できる限り加減速の少ないスムーズでリラックス(これ結構重要)したドライビングを実践している、結果的に平均速度が上がることに結びつくし燃費も良い。

こうして走るとオーディオをゆったり聞くということも可能だ。
S660の時は、ゆったりとオーディオを聞くということも少なく、ほとんどはオーディオをオフにして乗っていた(これはこれで楽しい)。
時々音楽聞いてノリノリになりステアリングホイールを叩いてたり大声出して曲のフレーズを口ずさんでいたりする(見られたら恥ずかしい…)。

こうした事とは別にJB74ジムニーシエラを購入してから密かに購入したものがある。
それはアルコールバーナーだ。
キャンプではガソリンのバーナーを使用することが多いと思うが、一人だし、コーヒーを飲みたいという動機なので初めてアルコールバーナーを購入してみた。
RSRというブランドのモノで、アルミ削り出し、なかなかに男心をくすぐる作りとなっている。
まだこのアルコールストーブは自宅で試運転をしただけだ。
JB74ジムニーシエラで山奥へ行き、そこでアルコールストーブでコーヒーを沸かしてゆったり飲むことをしてみたい(昔はよくやっていた)。

JB74ジムニーシエラ、同時に買い込んだアルコールストーブ一式
JB74ジムニーシエラ、RSRアルコールストーブのアップ
JB74ジムニーシエラ、裏にはロゴが刻印されている

そうなるとゆったりできるアウトドアチェアが必要にもなる。
ということで、管理人は現在クルマ以外にも物欲モリモリとなってしまい、困ったことになっている。
JB74ジムニーシエラはなかなかに罪なやつだ。

スペアタイヤからお話しがとっちらかってしまった…。
今回はこのへんで
では