新しいNDロードスターは1.5Lでも十分らしい

新型NDロードスターの試乗記がメディアから出始めた。
日本でも試乗会が開催されたようで、それによると新型NDロードスターは非常に楽しい車に仕上がっているらしい。

NDロードスターは1.5Lエンジンで大丈夫なのか?

新型NDロードスターは日本国内向けが1.5Lガソリンエンジンとなるとアナウンスされている。
他の仕向け地向けには2.0Lガソリンエンジンとなるということだ。我々ユーザーとして気になるのは2.0Lエンジンと1.5Lエンジンのパフォーマンスの違いだろう。
単純に1,000kgの車重として馬力が132psとの事なのでパワーウェイトレシオは7.58kg/psとなる。スポーツカーとしては物足りないが7kg/ps台ならまずまずだと思う。
問題はこの限られたエンジンパワーを楽しむことができる車となっているかなのだ。それに加えて重量配分が50:50で仕上がっているので数値から見るスペックとしては十分スポーツしている。
そんな事がメディアの試乗記から伝わってくるので、かなり楽しめる車になっているらしいので期待できそうだ。
AUTOCARのサイトにはUKでも試乗が行われたようで一般道での試乗記が掲載されている。こちらも楽しそうな記事だ。
現在分かっているスペックは次の通り。

参考スペックUK仕様

エンジン:直列4気筒1,496cc
最高出力:132ps/7,000rpm
最大トルク:15.3kgm/4,800rpm
最高速度:推測201km/h
0-96km/h加速:推測8.5秒
燃費:17km/L
重量:推測1,000kg
ミッション:6MT

2シーターオープンのマーケットはあるのか

ロードスターのセールスを考えるに当たって一番ポイントとなるのが2シーターオープンのマーケットがあるかという事だ。
日本国内だけを考えるとかなり狭いというかニッチなマーケットと言わざるおえないだろう。個人的にはNCロードスターを所有していたことがあり、そのフィーリングには満足であったが日常利用はやはり少し不便が残ったものだ。
2人しか乗らないでなおかつ大型の荷物は積まないという条件があれば1台でも事足りると思う。やはり普通に考えればセカンドカーと言った位置付けになるだろうと思う。
それならば今回のNDロードスターはボディーが小さくなり排気量が1.5Lとなりセカンドカーとしては良い方向性だと思う。

NDロードスターの楽しそうな画像を見てみよう

新型NDロードスターのフロント画像
↑ 新型NDロードスターのフロント画像、ヘッドライトがはっきりしない中途半端な形状で表情がスッキリしない、またボンネットの前端のカットラインが煩雑に感じる、この角度だとボディーのコンパクトさが見て取れる、画像はAUTOCARより拝借

新型NDロードスターのリア画像
↑ 新型NDロードスターのリア画像、幌を掛けた状態では従来通りのラインを保っている、リアフェンダーの形状がかなり官能的だ、テールランプも今までにないパターンで新鮮だがBMWのようだ、フロントフェンダーはタイヤ上にフェンダーの盛り上がりができていてクラシックな印象、画像はAUTOCARより拝借

新型NDロードスターのインパネ画像
↑ 新型NDロードスターのインパネ画像、インパネはNCロードスターの流れをくんでいる、各部は新しいのだが全体的にはネオクラシックという感じ、NCロードスターではセンタートンネルの張り出しが大きくペダル配置が窮屈だったが今回のNDロードスターは足元が広そうだ、画像はAUTOCARより拝借

新型NDロードスターのトランク画像
↑ 新型NDロードスターのトランク画像、開口部は狭いが2シーターとしては実用的なトランク、2人で2~3泊の旅行なら行けそうだ、日常の買い物もOK、大荷物だけは詰めそうにない、画像はAUTOCARより拝借

新型NDロードスターのエンジン画像
↑ 新型NDロードスターのエンジン画像、SKYACTIV1.5GエンジンだがUKでも1.5Lなのか、外観は普通のエンジンだが従来のアクセラに積まれているエンジンからは20ps強上積みされているので別物と考えたほうが良いだろう、デミオの1.5LガソリンにもこのエンジンがFF化されて搭載されるのだろうと思う、画像はAUTOCARより拝借

新型NDロードスターの楽しそうなコーナリング画像その1
↑ 新型NDロードスターの楽しそうなコーナリング画像その1、FRらしいコーナーからの立ち上がり姿勢だ、後輪の向きが少し気になるところ、1.5Lエンジンでもこんな姿勢に持ち込めるのはよほどテールハッピーな味付けなのだろうと思うが楽しそうだ、画像はAUTOCARより拝借

新型NDロードスターの楽しそうなコーナリング画像その2
↑ 新型NDロードスターの楽しそうなコーナリング画像その2、コーナリング中のロールはかなり深い、基本的に足回りは柔らかくロールを許す方向のようでコーナー内側のサスペンションが良く伸びているのが分かる、伸び側のチューニングがミソなサスペンションでこれでトラクションを稼いでいると思われる、車重が軽くて良く伸びる足で粘りがあって楽しそうな足回りだ、マフラーは可愛い口径のデュアルが右側から出ているのが見て取れる、画像はAUTOCARより拝借

NDロードスターのコーナリングは期待通り

新型NDロードスターは思惑通り軽量でコンパクト、それを生かした足回りでコンパクトながら落ち着いたコーナリングを見せるようだ。一般道で楽しむならこのセッティングで楽しむことができる挙動だと思う。個人的にはこれでハードトップでは無く通常のルーフを持ったモデルが欲しいところ。
早く実際に乗ってみたいものだ。

20150201追記

新型NDロードスターのカップホルダーの画像を見つけたので追加。センターコンソールの後方、乗員の肘のあたりにあるのは見ていたが、今回の位置は初めて見たモノ。ひょっとしたらオプションかもしれない、詳細は現在のところ不明。
NDロードスターのカップホルダー

今回はこのへんで
では